後輩が日本語検定3級を受けたいとの事で
カフェで雑談しながら日本語の面倒を見ている。
彼女は台湾の美大に通っている3年生で
将来の事で色々悩んでいるっぽい。
帰り道、なんだか思い詰まった感じがしていたので
「大丈夫だよ」と言った。
「日本語で、何とかなる、だね」と彼女は言った直後に
「でも、何とかなる、ってちょっと消極な感じがするね。
こういう場合は日本語でなんて言えばいいの?」のと聞かれた。
あぁ、なんて言えばいいんだろう。
「がんばる」もちょっと違う気がするし
「なるようになる」もなんだか他人任せだし
この場合はどんな言葉を選べばいいのだろか。
「ん〜」しか言えなかった。
一人になった帰り道、言葉自体に意味ってないんだなぁとしみじみ思った。
不確かで不安な事に対してどんな言葉も無責任で他人任せで
いろんなアドバイスをする事はもちろん出来るけど
状況を本当に解決するには本人がたくさん悩みながら進むしかない。
状況を本当に解決するには本人がたくさん悩みながら進むしかない。
闇の方に恐れずどんどん向かって行くしかない。
私が出来る事は闇の先には光がある事をただ言うのではなく
私が自分で闇に向かった先に、確かに光があった事を見せてあげるしかない。
彼女より明るい方に立って、その時初めて大きい声で
「こっちだよ!大丈夫だったよ!こっちへおいで」と言える。
そして誰かの言葉がすんなり受け入れられる時って
大体もう問題を自分で一回り経験してまた戻ってきた時
振り返って、照らし合わせて
「そっか、大丈夫、ってそう言う事か」ってなるから
まだ問題がどっぷり真ん中に浸かってる時の言葉は伝わりにく、嘘くさい。
そして誰かの言葉がすんなり受け入れられる時って
大体もう問題を自分で一回り経験してまた戻ってきた時
振り返って、照らし合わせて
「そっか、大丈夫、ってそう言う事か」ってなるから
まだ問題がどっぷり真ん中に浸かってる時の言葉は伝わりにく、嘘くさい。