3月中旬、
いとこの家で開かれたのパンパーティー。
ちゃぶ台いっぱいに広げられたパンを
何時間もかけて
何種類ものパンをダラダラ食べた。
頭にずっと浮かんでいたのは
「からすのパンやさん」という絵本。
ハニーパイが最近はまってる鼻笛を披露したり、
食器の話をしたり。
心地よい空気が終始流れていて楽しかった。
「大好きな夫の隣で、何かの脳みそを、すすりたくない。」p.46
ごはんぐるり/ 西加奈子
「どこかの神が、なんの気まぐれか、大森林の一部を指でつまみ上げ、
この荒涼の土地にどさりと置いたかのようだ。」p.304
忘れられた巨人/ カズオ・イシグロ
「知らないことが多いから、生きていて楽しいんだな。知れる喜びがあるから。
会えない存在がいるから、明日が楽しみなんだなぁ。いつか、会えるから。
真実から言うと、『未来』なんてないのかもしれないけど、
やっぱり僕たち人間はその『未』な部分を楽しみに『今』を生きる存在だよね。」p.343
その名は、バシャール/ さとうみつろう、バシャール