2014-07-26
Go back to basics,always!
最近ゼンタングルが流行っているらしい。
主に欧米とスピリチュアル系の人たちの中でちょっと前からブームになっている。
「ゼン」は禅、zenの「ゼン」
アメリカではゼンタングルの資格まであるそうだ。
必要なものは紙とペンだけ、誰でも簡単に始められ、
無心になれて、ある程度の達成感も得られるのが人気の理由だと思う。
絵描きさんにもいいウォーミングアップになるとのことで早速雰囲気だけ真似してみた。
要はひたすら模様を埋めていけばいいのだ。
Inspiration from:
Inspiration from: India, Mehendi
2014-07-21
よい旅を
今年初の夏の海。
夏に海に行ったのっていつぶりだろう。
2年前に知り合ってそれ以来連絡した事もないジェンダくん、シー
くんと
初対面の中国から来た
学生カップルという謎のメンバーでな
ぜか一緒に海を
見に行く事になり、
みんなで黄昏れてた。
はしゃぐ訳でもなく、何か深い話をする訳でもなく、ただただ海の
向こうを見ていた。
フェンスを高く登って海を眺めていたら海に吸い込まれそうになっ
て慌てて降りた。
遠出をする度にどこかへ行くことがこんなにも簡単にできてしまう
事に拍子抜けする。
車の中で、中国人カップルに「本当に中国ではFacebook使
えないの?」と聞いてみた。
「本当だよ。ツイッターもラインも使えないの」と教えてくれた。
「なんで?」と口が先走ってしまい、一瞬なんだか緊張したムード
になったけど、
「特に理由はない、共産党だから」という結論に至
った。
ジェンダくんは中国のアモイというところの大学で一学期間特別講
師として勤めていて、
いろんなホームページがアクセスできなかっ
たり、
ある生徒に「中国人と思っていない
台湾人の事をどう思いま
すか」というシビアな質問を
投げかけられたり、発言にとても
気を
使ったり、情報を売っている人がいたと言っていた。
「どういう事?」と聞いたら
海外の雑誌やら文献やらを写メして売るらしい。
情報が自由に入らない分、何としてでも何かを手に入れたい欲でいろんな
反動が起こり
その欲がまた今までにない発想を生み出し、そういった意味で中国
はとても広く、面白い国だと言っていた。
なんか映画の世界みたい。
「なんか嫌だね、情報が政府にが閉ざされているのって」とシーく
んに言ったら
「まぁ、でも結局は個人がどれだけ今抱えている問題を掘り下げよ
うとしているか、本質を知ろうとしているかじゃない?情報を知るための方
法はいくらでもあるから」とシーくんはクールに答えた。
確かに。
こんなに自由な環境にいるのに、私は半径5メートル以内で生活し
ている。
聴く音楽も、映画も、小説も、文献も、展覧会も、遠出も、食べる
ものも、買うものも、人付き合いも、昔からあまり基準はかわって
いない。見たいものにしか目を向けず、聞きたい事にしか耳を傾け
ない。
ジェンダくんは明日上海に飛び、その後チベットの近くに10日ほ
ど滞在し、その足でローマへ飛び、次の日すぐ上海で仕事があると
言っていた。
「よい旅を」と言って私たちは分かれ、またそれぞれ関わりのない
生活に戻る。
2014-07-05
where I work
5月の末にアトリエを引越してから
毎日Jさんはコツコツと内装を手がけている。
まだまだ完成には時間が掛かりそうだけど
私が気に入っているところが何箇所かある。
玄関からカウンター、商品コーナーは床に黒い大理石を敷き詰め、
柱、壁も素材は石で統一し、照明でエレガントな質感を演出。
奥に進むと、床は木材に変わり、ターコイズブルー、オレンジ、きみどりの壁で
アットホームな感じを出している。
商品を買いに来たお客様には「質のいいものを購入している」意識が高まる環境を提供し
打ち合わせに来たクライアントには暖かい雰囲気で安心して打ち合わせが出来るようにと。
2014-07-02
作品は信用へと繋がるから
さっき電話で打ち合わせの時、態度が悪かったのを
にんじんを切りながら反省。
包丁を置いて急いで先方に電話をかけ直した。
今度はちゃんと「良い作品に向けて」の話し合い。
さっきは「絵を描いてる私」がでしゃばっていた。
深呼吸してやり直し。
2014-07-01
ぐりぐら
仕事がひと段落!
ファイナリ~
麦茶で乾杯!
絵の仕事は相変わらずアナログ。
間違えたところは修正液で消したりして
何枚も何枚も描き直したり
パソコンだとチャチャチャって出来る人は出来ちゃうんだろうなと思い
出来上がった原稿をスキャンしたら手書きの雰囲気がやっぱり壊されていて
なんとなくへこんだ。
息抜きにぐりとぐら描きたくなった。
3月日本に行ったとき、運よく「ぐりとぐら原画展」に間に合って
洋子おばちゃんと行けたことを、今になってじんわりと感動が湧いてきた。
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