2014-02-26

ありがとうの時はありがとう




今日は勤務最終日。
同僚にお昼をおごってもらって
上司から餞別を貰いまだ開けてない。
この大きさと重さと音からすると
多分絵の具だと思う。

辞めると決心し、次の仕事が決まった矢先
私のデザインが採用され
立て続けに2つの商品が発売される事になり
辞める前に何か形が残せた事を嬉しく思う。

逃げるようにして辞めたのではない事は
自己満足ではあるけど、何かのけじめつのような、
とにかく安心して前に進める。

この会社での3年間は封印したくなる暗い過去ではなく、
必然だったと言う事を実感するのは大切な事だ。

それと、自分がデザインした物が
店頭に並ぶと言う事は素直に嬉しい。

しかも自分では一銭も出さずに済み、
その上お金(給料)が貰えるんだから
美味しい話だ。

作品がたくさんの人の目に触れて
一人でも多く誰かに愛される可能性があるのなら
出来る限りの事はしたいと思う。

私の周りの人たちがみんな私に優しいように。

2014-02-25

ナンパ

「へい、へい。一緒にコーヒーでも飲まない?」


「とりあえず君にキスを」




2014-02-24

こっちだよ!























後輩が日本語検定3級を受けたいとの事で
カフェで雑談しながら日本語の面倒を見ている。

彼女は台湾の美大に通っている3年生で
将来の事で色々悩んでいるっぽい。

帰り道、なんだか思い詰まった感じがしていたので
「大丈夫だよ」と言った。
「日本語で、何とかなる、だね」と彼女は言った直後に
「でも、何とかなる、ってちょっと消極な感じがするね。
 こういう場合は日本語でなんて言えばいいの?」のと聞かれた。

あぁ、なんて言えばいいんだろう。

「がんばる」もちょっと違う気がするし
「なるようになる」もなんだか他人任せだし

この場合はどんな言葉を選べばいいのだろか。
「ん〜」しか言えなかった。


一人になった帰り道、言葉自体に意味ってないんだなぁとしみじみ思った。
不確かで不安な事に対してどんな言葉も無責任で他人任せで
いろんなアドバイスをする事はもちろん出来るけど
状況を本当に解決するには本人がたくさん悩みながら進むしかない。
闇の方に恐れずどんどん向かって行くしかない。

私が出来る事は闇の先には光がある事をただ言うのではなく
私が自分で闇に向かった先に、確かに光があった事を見せてあげるしかない。
彼女より明るい方に立って、その時初めて大きい声で
「こっちだよ!大丈夫だったよ!こっちへおいで」と言える。


そして誰かの言葉がすんなり受け入れられる時って
大体もう問題を自分で一回り経験してまた戻ってきた時
振り返って、照らし合わせて
「そっか、大丈夫、ってそう言う事か」ってなるから
まだ問題がどっぷり真ん中に浸かってる時の言葉は伝わりにく、嘘くさい。




賀!「台南ベストショットで賞」

この写真がとても好きです。


2014-02-23

触れたら不思議が宿っていた



台南の朝はとてものんびりしていた



いつでもどこでも2







いつでもどこでもヨガです。
宜蘭篇/レストラン篇/ホテル篇と続きまして
今回は台南篇です!




























































namaste.

2014-02-21

まるで知恵の輪かのようにするっと解る
































いつものように「描けない!出来ない!」って一人で発狂してたら
大抵の場合は先生にはシカトされてるんだけど
今日はぼそっと

「絵の終盤に入ってるから
細かい問題がいっぱい見えるかもしれないけど
イライラしない。

一番最初の点に戻って
そこから見えてくる問題を一つ一つ解決しなさい。

まず点から近いところから。
そして大きいところから。

一つ一つ見えてくれば
一つ一つ解決して行くから。」



いつも無視されてるから
だってこの絵もう3ヶ月も描きつ続けてるんですよ………と言ったら


「どのぐらい時間をかけたかじゃなくて、
この絵の中で君は何を学んだかの方が重要だ」

はい


デッサンを始めて1年ちょっと。
クラスメイトがほとんど消えてなくなり今は私一人で寂しいけど
なんて贅沢な時間だ。


2014-02-19

ボールペンの旅




始まり始まり







旅は続く...







絵日記

























2014-02-18

ナイスタイミング



















友達から小包が届いた。
開けてみると素敵な写真と文庫本が2冊入っていた。
10日間くらい家を空ける予定でいて
その間に読む本をどうしようかと考えていた所だった。
不思議なタイミング。
こんな事ってあるんだな。

「大丈夫だから、安心して行ってきなさい」って
言われたような気がした。

弟からはこう見えているらしい











2014-02-11

今は背を向けたさよならも、一回り触れ合えたら





今は会えなくても
それぞれ成長して一回りも二回りも大きくなって
またいつかどこかで出会いたい
そう言う未来を私はよく夢を見る

ただの空想で終わるか
本当に触れ合えるのかは
分からない

私一人では決められない

2014-02-10

最低にして最高の道

詩:高村光太郎 

もう止そう。 
ちいさな利欲と ちいさな不平と 
ちいさなぐちと ちいさな怒りと 
そういううるさい  けちなものは 
ああ、きれいにもう止そう 
わたくし事の いざこざに 
見にくい皺を 縦々よせて 
この世の地獄に 住むのは止そう 

こそこそと 裏から裏へ 
うす汚い 企みをやるのは止そう 
この世の 抜け駆けは止そう 
そういう事は ともかく忘れて 
みんな一緒に 大きく生きよう。 
見えも かけ値もない裸の心で 
らくらくと、のびのびと 
あの空を仰いで われらは生きよう。 
泣くも笑うも みんなと一緒に 
最低にして 最高の道をゆこう。 

A.K.I.K.O

























A.K.I.K.O
作詞:ゆう&こむ


俺は何も言いたくない だが神は言う: 
そこの悩んでる君 YO 世界のせいじゃないYO 
世の中は不公平だというけれど公平ってなんだYO 
人生はいつでもRE start,そこで立ち止まってるきみYO 
鳥は飛ぶ 風は舞う Oh yeah 
目を澄ませば人生ばら色 
靠么喔 hey!! 
box oh yeah,自分とのconversation 
がんばれがんばれって言うけれど 俺はもうがんばってるぜYO 
苦あれば楽あり そう yeah,自業自得 
平凡ライフYO!神に聞け!母に聞け!俺がそばにいるぜ!心に問え! 
心の友だぜ yeah,飛び出せ そう!駆け出せ yeah, 
かっこいいだけじゃかっこいいじゃない 
中心だけが中心だけじゃない!これなんなんだYO! 
すっきりしたかい? 
言うのが大事 yeah, 
これだけ聞け! 
死ぬな死ぬな NO! 
死んだらチャラチャラ全部もうチャラ! 
時代時代言うけれど自分を見つけよう! 
time is yours,E-card is maines, oh han i said so so yo do so yeah, 
時代が早すぎる 俺も加速する 
でも何が残る?なにを焦る so? 
心の声 そう いつから聴こえなくなった?NO 
君はAKIKO? 
僕ももAKIKO? 
みんなAKIKO! 
so ja ne YO! 
今日も一日ㄅㄚˊㄌㄚˋ 
明日も一日ㄅㄚˊㄌㄚˋ 
ばら色ライフ so yeah! 
棗を食べる夏目漱石 紙切れみたいな君髪きれい 
絶対なんて無いYO でも信じろYO 
絶対な正解なんて無いけど 俺は君の力にないたいから 

アフターファイブ エスケープ

















昨日上司に辞めると伝えた。
分かりましたとの事で所要時間約1分。

入社して約3年。

いやでいやでしかたなくて
行きの電車では爆音で音楽を聴き
帰りの電車ではよく泣いた。

でも私は行く所もなくってお金もなくて
辞めるに辞めれずにいた。

コネで入社した私は席も居場所も最初からなかった。
何のために毎日会社に行ってるのが分からなかった。

する事がない時期が長く続いた。
「デザインの練習でもしてて」とだけ上司に言われた。

誰ともしゃべらないで8時間の業務時間が過ぎる事だってしばしばあった。

する事もなく、誰ともしゃべらず、毎日時間だけが過ぎて行く。

やるせない気持ちを埋めるかのように
アフターファイブは毎日習い事で埋まって行く。




少しでも何かしないと
少しでも誰かに会わないと
少しでも誰かとしゃべらないと





私は業務時間で自分を殺してしまおうと決め
会社に対して何もしない自分が申し訳ないとすら思わなくなった。
そうしないと私はやって行けなかった。


とにかくアフターファイブに集中した。
気がつけば3年が経っていて
有り難くも次に繋がる出会いとも出会った。


お金はないけど今度は行くところがある。


人には向き不向きがあるだなんて言い訳はしない
私には企業で働くだけの実力がなかったってことだけ。

私は逃げる事にした。





感情的になって
何も思わなくなって
それじゃだめだって
立ち上がって
そして前に進む

いつでもどこでも










































クスクス




























先生が一週間家族と旅行に行くとの事で猫の世話を頼まれた。
奥さんから「寂しがりやさんだから時間が余裕ある時にはお話ししたり、遊んであげてね」と頼まれた。
私はこういう頼まれ事に弱いのだ。

と言う訳で昨日は読みかけの本とコンビニでサンドイッチとコーヒーを買い先生のお家に向かった。
ドアを開けたとたんに二匹の猫が待ち構えていた。

トイレとご飯とお水の世話を一通り済ませた後
ソファーに座り込み文庫本とサンドイッチを取り出して一口食べた。
そしたら猫がやってきた。
実家で前飼っていた猫は全然人間の食べ物に興味がなかったからちょっとびっくりした。
「ちょうだい、ちょうだい」とおねだりしてくる猫が新鮮で面白かった。
マヨネーズが付いていない耳の方をちぎってちょっとあげたら食べた。
サンドイッチを欲しがる猫たちに囲まれてなんだか今私が食べているサンドイッチがすごくおいしく感じた。
会社でお昼を適当に済ませる時食べるコンビニのサンドイッチはあんなにまずいのに。

猫が足の上で丸くなって寝ている。
私は出来るだけ起こさないようにそっとそっとページをめくる。

2014-02-06

それでもしぶとく私は残っている





























大学の何年生だったかは忘れてしまったが、授業にも部活にも行きたくなかった時期があった。
その時私はよく図書館に逃げ込んでいた。
そこはいつだって静かで安全。

図書館にも行きたくない時には引きこもってDVDを観ていた。
自分で100本観ると決めてそれを成し遂げた。
そして呪いが溶けたかのように100本達成した時点で授業にも部活にも行けるようになった。
あの年度の成績は悪かったけど、そう言った格好悪い時期をとても大事に思う。
もちろん今だから言える事だけど。


誰だって自分の中にある闇に飛び込まなきゃならない時がある。
私には大学時代に飛び込むのがちょうどよかった。