ジュース屋さんのおばちゃん
さっき信号を渉っていたらとんとんって肩を叩かれたので
振り向かえったら知らない人で戸惑ったけど
「あ〜ジュース屋さんのおばちゃんだ」と次の瞬間思い出した。
そのジュース屋さんのおばちゃんと言うのは
会社の近くでつい最近オープンしたばかりのミックスジュース屋さんのおかみさん。
この間何だろうって思って入ってみたのだ。
野菜ミックスジュースを頼み、その場で飲み終わった帰り際感想を聞かれたので
「いまいちでした」と答えてしまい、
なんで?どこが?と聞かれたので正直に答えた。
それで私の事を覚えていたと言うのが事の始まり。
「この間あなたに美味しいジュースを提供できないうえ、
アドバイスまでもらっちゃって申し訳ないと思ってお店の外から
あなたが通りかかるのを待ち構えていたのよ、
タケノコがあるから、食べて行かない?ヨーグルトは大丈夫?手作りのがあるわ。」
とお店まで引っ張られた。
雑談しながらたけのこ、ヨーグルト、マンゴーがテーブルに並べられ私はそれを平らげ、
「私でよければいつでも実験台になりますわ」と告げお店を出た。
不思議な人。