愛の決断

ずっと悔しかった。
自分の好きなこと、やりたかったことを守れなかったことが
ずっと悔しかった。

意見が食い違っただけで弱気になってしまう自分が
ずっと悔しかった。

大したことなんて無くて

本当は右に行きたかったのに
「左のほうが近道だから」と言われて
そうなのか、と左に行ってしまったとか

本当はもうすこしここに長居したかったのに
「もう行くよ」と言われて
一人になるのが怖くって慌てて後ろをついて行ったりとか

本当はそうじゃないのに
嫌われるのが怖くって
言葉をまた飲み込んでしまったりとか

そんなことばっかりで

「その思いは誰の声？」と聞かれて
誰かのなのか、自分のなのか
わからなくなっていた

ありがとう
そうだよね
わかってるよ

私に「こっちの方が楽だよ」、「こっちの方が正しいいよ」
って教えてくれて


でも自分で決めたい
誰かの声でも、神様の声でも、宇宙の声でも、自分の妄想でも
なんでもいいから自分で決めたい

そして自分で決めたことを
全力で守り抜きたい