精神崩壊か不感症か。
死と反発の勇気は私には無かった。
私は格好悪くなるのが嫌だったから、不感症の方を選んだ。
「辛くて、辛くて、もうこれ以上感じたくないです」と神様にお願いした。
「いいよ。悲しみや辛さは感じなくなるけど、
同時に楽しいも、嬉しいも、美味しいも感じなくなるよ。本当にいいんだね?」と
神様は言った。
「いいから私の言う通りにして!今すぐ楽になりたいの!」と
私は神様に感情と魂を投げつけた。
私は消える事が出来た。
でも残された肉体はそれを許さなかった。
あの手、この手で魂を呼び戻そうとした。
私はその都度肉体の声を無視し続けていた。
ついに肉体は
「お前いい加減にせいや!何度も同じ事言わせんじゃねーよ!人の話を聞けし!」と
ブチ切れ、私は再びぶっ倒れた。
ブチ切れ、私は再びぶっ倒れた。
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