病気から5ヶ月。
だんだん客観的に自分と向き合えるようになってきた気がする。
たぶん。
最近よく以前通っていた神経科の先生との会話を思い出す。
初診の時に「今回の病気が一番最初にあなたに与えた感情はなんですか」と聞かれ
私は素直に「恐怖です。死にたいと思いました」と答えた。
「それはなぜですか?何に恐怖を感じているのですか」と聞かれ
「自分が知っている体じゃなくなること、
それによって変わる状況と向きあうのが怖いからです」と答えたら
「ふぅん、面白いわね。失ったり、変わってしまうのが怖いから、死にたい、か」と
先生は興味深そうにうなずいた。
だってそうでしょう。
このまま、眠ったまま朝が来なければどんなに楽か。
でも、人はそう簡単には死なないのです。
不本意でも、生きていかなければいけないのです。
そう簡単に神様は死なせてくれないのだと分かると
生きていくしかなくて
だったらしっかり生きたいと思った。
そう思えたら、すっと気持ちが楽になった。
とにかく目の前のことに集中するしか結局出来なくて
自分のことを助けられるのは自分だけで
どんな状況に自分が置かれても、つねに心に太陽なのです。
まぁ、そう簡単ではありませんが。
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