2011-12-03

ドリトル先生



最後の一ページをパタンとしみじみと閉じた後
ああ、もう会えないのかと寂しい気持ちが押し寄せてくる。
だから私はシリーズ物が嫌いなのかも知れない。

この夏、私はふと実家にあったドリトル先生物語を手に取った。
物置から引きずり出して埃を払った。

気がつけばもう冬が目の前まで来ていて
知らぬ間に私はドリトル先生と季節を二つも過ごしていたのだ。

全十二巻、この長い長い物語を、さてどこから語ろうか。

でもその前にホットココアとバタートーストでも食べながら
やがて消化して栄養になるまで待とうか。
なにせ、長い長い冒険物語だったからね。




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