人は幸せになってしまうのが怖いから
幸せになるための方法を延々と探し求めたり、
決して訪れない夢見た未来のために頑張っていると、どこかで読んだ。
*
しばらく聴いていなかったアーティストの新しいアルバムを聴く。
5年前に聴いた素朴な感じはもうなくて
音のクオリティーがぎゅっと詰まっていた。
質が上がったはずなのに
なんとなく昔のちょっとたどたどしかった音の方が恋しい。
きっと客観的に聴けば新しいアルバムの方が
聴いてて気持ちがいいのだろうけど。
*
ちょっとでも調子が良いと、
このまま幸せにになってしまいそうな自分を
必死で止めようとする自分がいるみたいに、
どこかで鈍臭い自分の事が
大好きでたまらなかったりもする。
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2011年 |
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