ハンガーを見るたび、
頭の片隅にふとよぎる出来事があります。
だいぶ前、
ペガサスみたいな友人と一緒に街をぶらぶら歩きながら、
お洋服を見たりしていました。
私たちは適当にお店に入り、
彼女は気に入ったスカートを試着しました。
「いいじゃん、いいじゃん!買いなよ!」と
ごく普通の女の子同士のやりとりをして、
彼女はスカートを購入し、私たちはお店を出ました。
雑談をしながら路地を2つ曲がった頃、
私は手に何かを持っていた事に気がつきました。
自分の手元を見たら、ハンガーを持っていたのでした。
きっと私は
「持っててあげるよ〜」とか言って預かっていたのでしょう。
ここで騒ぎ立てるのもなんか違う気がしたので、
そのハンガーをそっと鞄にしまい、
友人にも、お店の人にも「秘密にする!」と、
心に決めたのです。
心に決めたのです。
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