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2016-07-13

幸せの小道具



















私が好きなとあるミュージシャンが
2人暮らしによって、全ての出来事がメルヘンになるって言っていた。


昨日、「メルヘンの小道具」が現れて、
大変な夜だった。

ふわふわのオムライスと、アサリと白身魚の出汁が効いたスープを作り、
後はハニーパイの帰りを待つだけ。

ルンルン。

って時に、
その黒い小道具が冷蔵庫の上の壁に、止まっていた。

私は静かに悲鳴をあげ、
ケータイが冷蔵庫の近くに置いてある事に絶望し、
薄着だったから布団に包まって、
部屋の隅でじっとハニーパイの帰りを待つことにした。

普段だったらもう帰って来る時間なのに、
こういう時に限って、
待てど暮せど帰ってこない。

私は絶対に自分でなんとかしない!」と謎の意地を張り
イライラと心細さを1時間ほど浸かっていた頃にやっと
玄関の鍵が開く音がした。

その後はハニーパイの活躍によりハッピーエンドにまとまったけど、
これもメルヘンなのか。



2016-06-12

私にとっての正解















昨日の晩ご飯は家まで届けてくれる、紙の箱に入ってるピザを
ハニーパイとテレビを見ながら食べた。
それとサービスで付いてきた、フニャフニャのポテト。

4種類違う味が入ってるピザみたいなのだが
味の違いがよく分からない。

でも何故か、私の中での「ピザ」はこれが正解なのだ。
箱に入った、冷めた、生地と箱に油が染み込んだ、ピザ。
生地は、厚いやつ。

食べ終わった味気ない箱は畳んで紙のゴミへと捨てる。

誰かと食べるから美味しい。
日曜日だから美味しい。
テレビを見ながらだから美味しい。



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2016-05-23

relationship like a balloon















愛し続けるって、めんどくさい。

そんなことを一日中悶々と感じていた。
「もういいや」と感情を閉ざしてしまえばどんなに楽か。
それはきっととても簡単なこと。

心を閉じる。
いじける。

そのことをハニーパイに言ったら
「そうだよ。
    関係を続けるって風船みたいに、握りしめておかなきゃ、
    飛んじゃうんだよ」って言っていた。

「握りしめる」ってなんか言葉が嫌いとムッとしたけど、
きっとそれは「意識し続ける」という意味でもあるのだと思う。

風船を持ってルンルン町を歩きたいならば、
何が何でも風船を手放してはいけない。


何ヶ月前、お皿を洗っていたら
なんだか人生毎日
ご飯作って、ご飯食べて、お皿洗って、また次の食事を考えて…
の繰り返しと思った瞬間、

「だからこそ楽しいことをする」と言う次元のことではなくて

「で⁉︎」という思いが出てきて
目の前の全部が嫌になって布団に潜り込んだ。

生き続けるって、めんどくさい。
愛し続けるって、めんどくさい。

2016-02-11

誰かとの生活





















お風呂から上がって
ハニーパイが眠っているベットに潜り込む。

暖かい。

ペットでも
湯たんぽでも
暖かくなる機械でも同ような
もしくはそれ以上の効果があるけど

「好きな人の手のひらがすぐ傍にある」
この曲を思い出しながら

小さな奇跡が沢山重なったこの感触を
細胞の奥の奥のほうに記憶しておきたいと思った。





2016-02-03

条件がそろえばうまくいくと思っていた

















ハニーパイという人の存在を知って10年。

10年後、
私はこうしてハニーパイの家で洗い物をしている。

「なぜ私は今のこの生活を選んでいるのか」と
「人と人の縁って不思議だな」と両方の思いを込めて、

ギュッと、雑巾を絞る。

昨日は蛋餅(台湾の朝ごはん)を作ろうと思って
レシピを見ながら作ってみた。

小麦粉と片栗粉で生地が作れるみたいで
これなら簡単で私にもできると思ったら
ドロドロのとんでもない事になってしまった。

想像と現実の間にはやはり距離があるみたいだ。

いつもより遅く帰ってきたハニーパイが買ってきたお弁当は
私が嫌いなお弁当の脂っぽい匂いがした。


2016-02-01

生クリームは泣けてくる




















土曜日、
ハニーパイにショートケーキを買ってもらいました。

つぶりだろうか、
ショートケーキなんて。

ケーキ屋さんでバイトしていた時まで
大好きでよく食べていたのに、一切食べなくなった。

生クリームが付いた苺を食べた瞬間
なんか色んなことがこみ上げてきて
夜ベットの上でポロポロ涙が出て
しくしく泣いた。

これはどうやら
昔泣けなかった時溜め込んでた涙の気がしたから
我慢しないで泣いた。

ハニーパイは「どうしたの」と
びっくりしていたみたいだけど。


2016-01-26

今日は何食べようか
















八百屋さんで買ったばかりの
6個入りの卵を冷蔵庫にしまおうとしたら
落としてしまって凹んだ。

2個無事だった。
良かった。

ご飯食べながらハニーパイがいいこと言っていた。
「レストランで食べる様な料理が自分で作れるんだって感動する」と。

確かに。

食べたいな、って
思った物を作れるって、
結構凄いことなのかもしれない。


2016-01-09

いい歳になっても
















ハニーパイが
絵を額に入れてくれました。

絵にぴったり!
いつもありがとう。

「いい歳」になっても
描いていたい。
手が勝手に動いてしまうような絵を。
















変な癖で
紙袋に描くと
いい絵が描けるんだよね。

ひねくれた性格だからかな。


2015-12-03

勇敢な2人組




















ハニーパイが絵を額に入れてくれました。
嬉しい。

「これは確か2、3年前に描いた絵で…」
絵の説明は難しいし、面白くない。

ハニーパイの言葉の方が絵の雰囲気にしっくりくる。

「風が良く吹く街は、風に乗って幸せも一緒にやってくる。
 その風の正体は少女の笛の音色だって噂」


勇敢な2人組。
ライオンは女の子の命をいつでも奪うことが出来る。
けど、ライオンは女の子を「今」背中に乗ることを選んでいる。

女の子はいつでもライオンに食べられてしまうかもしれない。
けど、女の子は「今」ライオンの背中に乗って唄うことを選んでいる。

2人がそれぞれ選んだ「今」で生まれた音楽。


2015-11-25

極める闇と光















先週の土日、ハニーパイが会いにきてくれてくれたんだけど
なぜか鮮明に覚えているのは

一緒に宝塚の「美人の25箇所」を見ていた時、
「これからは厳しくいくから!」と言われ
「やだ!じゃあ私はブスを極める!」と言う謎の会話。

「自信満々に言わないでくれ」と言われました。


ボスは最近
「あと1ヶ月だ、頑張れ俺!」が口癖です。


2015-08-18

深まる胃袋






















ハニーパイと空港で別れた時、
もう お腹が いっぱいで いっぱいだったから

当分一人で過ごすのも
きっと平気だろうと思っていたけど

2日経って
お腹が空き始めている自分に
びっくりしている。

単純に「寂しい」のかもしれないけど
たらふく食べたはずなのに
それでも次の日お腹が空くのに似た感じがする。

永遠に満たされることのない
健全なる欲望。


2015-08-16

大地を目の前に でしゃばってはいけない

















昨日は踏んだり蹴ったりのスタートだった。
お気に入りのイヤリングをなくし
コンタクトをつけようと思ったのに見当たらず
コンビニのスタンドコーヒーの使い方がわからなくて
一杯分無駄にして
車の中でコーヒーをこぼし
パンツまでコーヒーが染み込んだ。

もうなんなの!

「何かがおかしい」とハニーパイと喋っていたら
曜日感覚が1日ずれていた事に気づく。

感覚と現象の正直さに感心する。

今日は静かに はしゃぐと決めた。